【パンはカビが生えた時点でアウト!】もうすぐ六月、友人から教えられたカビ対策について

まあまだ「5月」の中旬なんですけども…

 

ノルデです。

 

私の住む北海道では「梅雨」というものは無い!と言われています。

でもなんか、近年はやけにジメジメする気がしなくもないんですが…

恐らく本州の梅雨に比べれば屁でもないでしょう…

 

いきなり余談ですが、

北海道に本格的な梅雨が来ないのは、

梅雨の原因である「停滞前線」が、北海道に来た頃には活動が弱まるからだそうです。

台風と同じ感じですかね。

 

でも湿気が上がるのは北海道も同じです…

 

 

湿気と言えば多くの人を悩ませるカビ

あれは厄介です。壁に食品にと色んな所に蔓延ります。

 

本日は、同じ一人暮らしの友人に教えてもらったお部屋のカビ対策を1つ書きたいと思います。

 

 

▼壁にも天井にも、カビには「無水エタノール

ドラッグストアなんかにも売っている「無水エタノール

こちらを水で約80%に希釈して、スプレー容器に入れて、壁に吹きかけて使います。

 

割合としては、

無水エタノール:水=4(エタノール):1(水)

という感じです。

 

水は水道水でもいいとは思うのですが、

「もっときれいな水を…!」とこだわる方は

これまたドラッグストアに売っている「精製水」を使っても良いと思います。

 

「なんで薄めて使うの???」

という声も聞こえてきそうですが、実は

約70~80%に希釈されたものの方が殺菌作用が高い

ということが既に知られているんです。

※仕組みとして、細菌の細胞に対しての浸透圧の話になるのですが、ここでは割愛

 

▽作り方

用意するもの

・スプレー容器(500ml) ※ペットボトル容器は避ける。

ガラス製が怖かったら、「PE」「PP」と書かれている容器を使うと良いです。

・無水エタノール

・水(あるいは精製水)

・計量カップ

※計量カップは調理用でも問題ありません。

 入れるのは水とアルコールのみで、

 その上アルコールは揮発性(気体になる事)が高いのですぐ蒸発します。

 

①まず無水エタノールを400ml計り、スプレーの容器に入れます。

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②水(あるいは精製水)を100ml計り、スプレー容器に入れ、完成です。

 

<参考に>

※容器の容量が違うときは、以下を電卓に打ち込んで計って入れましょう。

エタノールの量◇ →[容器の容量]ml × 0.8 = エタノールを入れる量 ml

◇水(あるいは精製水)◇ →[容器の容量]ml × 0.2 = 水を入れる量 ml

 

 

これを壁や天井へ吹きかけて掃除します \( 'ω')/

 

キッチンのまな板だったり、机にも吹きかけても使えます!

 

▽余ったエタノールは…?

これまた掃除につかえるんです。

エタノールは揮発性…水分を含みません。

つまり、

 

・水分が厳禁な「パソコンのキーボード等の周辺機器」の掃除

・水の跡が残りやすいガラス

 

…などなど

 

使い道は沢山あり、これでもか!というくらい掃除が捗ります \( 'ω')/

 

▽使う上で注意!

引火注意!換気はしよう

アルコールなので引火の危険はあります

 

「煙草を吸いながら…」等は無いとは思いますが、やめましょうね。

 

それから、アルコールに弱い人だと、酔っぱらったり具合悪くなってしまったりすることがあるかもしれません。

掃除が終わったら少し換気するといいかもですね。

 

あと電化製品に使うときは必ずプラグを抜きましょう。

 

ノロウイルスには効かない

インフルにも効く消毒液にもなりますが、ノロウイルスには残念ながら効きません…有名な話ですね。

 

専用の消毒液があるそうなので、そちらを買いましょう。

 

・変色に注意!吹きかけるものは要確認!

ニスでコーティングされている机だったり、フローリング革製品などは変色してしまうかもしれないので、使わないようにしましょう。

ワックスとかも溶け、白くなっちゃいます…(経験者)

 

また、プラスチック容器の中でも、「アクリル樹脂」や「ABS樹脂」はアルコールNGとかかれています。

※すぐ吹けば問題無し!!

 

・肌が弱い人は注意!

心配な方は、ゴム手をして肌荒れを防ぐと良いです \( 'ω')/

 

▽最後に

これを気が向いた時パラパラと壁と天井を拭いてます。

私の住む部屋は狭いのであまり手間にならないんですよね(-_-;)

 

これが本州などに住むようになるともっと頻度を増やさないといけないのだろうか…。

 

という感じで、今回はこの辺で…

拙い記事を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました('ω')ノ

 

感想:それでも、日本人は「戦争」を選んだ / 加藤陽子

 

早速ですが、最近読み終えた一冊を…

めちゃめちゃ良かったので、ご紹介しようと思います。

 

この記事を書いているのも、5月3日

そう、「憲法記念日」です。

ざっくり言うと、「1947年のこの日に、日本国憲法が施行された日」ということです。

 

この日にこそ、ふさわしいものだと思いますので、どうぞご覧いただければと思います。

 

それでも、日本人は「戦争」を選んだ (新潮文庫)  

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◇本書の詳細はこちら◇

 

 ◇どんな本?

著者である加藤陽子さんが、中1~高2の学生さんに向けて行った「日本近現代史」の講義の様子が書かれています。

読んで行くととてもわかるのですが、自身も講義に参加しているような感覚になります。

 

講義は5日間。各講義日ごとに章が分けられています。

歴史の範囲としては

日清戦争

日露戦争

第一次世界大戦

日中戦争

・太平洋戦争

の、人物とその周囲の動きに注目した内容となっています。

 

「なぜ、開戦まで至ってしまったのか」

「なぜ、この事件が起こされてしまったのか」

こういった問いに対してアンサーとなるような内容が沢山あります。

 

義務教育では、「○○年に△△戦争があった!」というのと、それに関わる事件や出来事を、ただひたすら暗記する作業だったと思うんです。

余談:私は、歴史の授業はただの暗記ゲームであり、ひたすら楽しくなかった記憶があります…

ですが、本書では、「学校が教えてくれない、知っておかなければならない事」が記述され、濃度が濃くわかりやすい…スルスルと頭に入ってくる感覚が味わえます。

 

ここから本格的な感想みたいになってしまうのですが、

面白かったのは、受講生と先生のやりとりする部分です。

この講義の受講生からの「問い」に対して先生が「答え」る部分もありますし、

先生から受講生に対して「問い」を投げかける場面もあります。

ここがまた、受講生の問いが秀逸です。

受講生はほとんど歴史研究会に所属しているとのことで、ある意味専門家です。

読みながら「おぉ…」と声が出てしまう部分もありました。

自分もまだまだ勉強不足だなぁ…とも自覚しましたし、

同時に、自身の知的欲求が満たされ、知識に対する満腹中枢(貪欲さ)が膨れ上がるのを感じました。

 

 

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過去を土台に現在があります。

良い悪いの判断は、過去と比較することを脳が自然に行い、答えが出ます。

 

自分の思考を分析してみると、多分皆さんも日常的に行ってると思います。

 

どんな小さい事でもいいので、常に自分の思考・行動、あるいは周りの出来事、ニュースなどに「なぜ?」と問いかけてみる。

その事の大切さを、この本で学べると思います。

 

現在「平和」と感じている方も、この「平和」があるのはなぜか…その答えも本書から読み取れます。

 

どんな方にもおすすめしたい一冊です。

是非お手に取って読み進めていただき、この興奮を分かち合いたいです。

 

◇本書の詳細はこちら◇

 

 

乱文失礼致しました。